Weight Pocket Skirt
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スライド写真1-3は現行仕様です。 スライド写真4-8はテストサンプルのため、仕様が異なる部分があります。 *Spec Material: Dyneema® Composite Fabrics Size: W1350mm H700mm Weight: Ver.1.0 73g / Ver.1.3 86g
Price: ¥ 22,000
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■ 日本の気候や環境に合った全天候型のスカート。 5年ほど前、DCF製(キューベンファイバー製)のレインスカートを作った。 僕はウルトラライトの考え方が好きだったし、超軽量のDCFスカートを山で持ち歩くことはとても合理的なことだと感じていたから。 そしてmyogした自作品のスカートを野山へ持ち歩くようになった。 湿度の高い日本、尚且つ暑がりな僕にとっては、zpacksのように筒状に閉じる形状よりもスクエア形状を巻きつける通気性の良いラップスカートが脱着もしやすく正解だと感覚的には分かっていた。 腰に巻きつけるラップ仕様のおかげで岩場を激しく登るような地形でも脚は広げられるし、足元も見やすい。 ムシムシした30°の真夏から雪に覆われる厳冬期まで、四季折々のコンディションを有する日本の自然にはシンプルなラップスカートはとても合っていると思う。 何よりクシュクシュと縮こまりながら折り目がついていく素材感が(コムデギャルソンの縮絨ウールの様に)、パンツや肌との摩擦を少なくして足捌きがものすごく快適なのだ。 さらにDCFは水を含まず、半透明なので乾きが圧倒的に早い。 そう、『レインスカートを作るならキューベンしかない!』と思ったのを覚えている。 またその反面、キューベンの軽量且つクシュクシュした質感は風の影響を受けやすく、南アルプス縦走の際には、塩見岳稜線で僕のスカートは無重力かのようにめくり上がった。時折風がやんでもなかなか自重ではスカートが落ちてくれず、その時つけている意味はほとんど無かった様に思う。 摩擦の少ない肌離れの良さの一方で、DCF特有の紙のような質感(しなやかさの欠如)がめくり上がりを助長させていた。 そんな経緯もあって、DCFスカートはスタイルとリアリティのバランスが難しい、UL原理主義的な道具に感じてしまい、製品化までに4年が経ってしまった。 そしてようやく機能とデザインのバランスを上手く落とし込めたと感じている。 残雪の雪山や濡れたベンチに座れたり、冬山では風避けになり、性能の低くなったレインパンツと組み合わせれば浸透圧アップが図れたり、ハイクのお守りになる全天候型の山道具なのだ。 ■ Weight Pocket Skirt このスカートはWeight Pocket Skirtといいます。 名前の通り、Weight Pocketと言う名前のポケットが付いた巻きスカートです。 Weight Pocketは三角形状で、スクエアスカートの隅の方にフルボンディングで接着されています。ここにスマホなどのウエイトを入れることで、はためきやめくり上がりが格段に抑えられる位置と形状にデザインされています。山地図を入れれば骨の様な役割になりますし、何も入れずともWeight Pocketの三角形状は2レイヤーになっているのでめくり上がりやはためきは強風下でない限りは十分に抑えられています。 一方でDCFの腰回りの着用感の問題がありました。動いているとゴワゴワしながら、上に上がってきてしまうのです。そこで、ストラップのパーツ位置を少し下げてデザインしてみたのです。 正に腰パン(ヒップ)で履くイメージです。これは目立たないけれど、DCFスカートを快適に着用するための画期的な気付きになっていると思います。 ■ おすすめの環境と使用方法 ・稜線や冬期の防寒防風ギアとして(人体で一番大きな太股の筋肉を冷やさず行動力を保持) ・降雨後の濡れたベンチや積雪期の濡れた地面でのお尻を守る防水レインギアとして ・降ったり止んだり、変わりやすい天候の時の脱着容易なレインギアとして ・レインパンツの上に重ねた耐水ブーストとして ・グラウンドシートとして ・結露滴るシェルター内でのシュラフに被せる防水シーツとして ・レインパンツをレインスカートに持ち替えた日帰りハイク時の主力レインギアとして ・オーバーナイトハイクのサブレインギアとして ・超軽量なお守りとして(これが一番出番?が多いかも) ■ サイズについて サイズは、S(ヒップ80-95)とM(ヒップ90-105)の2種類です。 布の丈や幅はS,M共に同じ大きさで、マジックテープやプラパーツの取り付け位置に違いがあります。 ヒップサイズによってサイズで選んでください。 必ずご自身のサイズを計測してからご購入ください。 ■ 着用方法について ![]() ① ポケットが外側になるように腰にスカートを広げます。 ② スカート上端(マジックテープの位置)を腰回りが一番大きい高さに巻き付け、マジックテープで固定します。きつくは留めず、合わせる程度でOKです。 ③ プラスチックバックルを固定します。 ④ バックルベルトを引きます。この時にヒップのお肉をバックルで軽く締めるように装着できると、行動中にズレ上がってくることが無くなります。 ⑤ ポケットが右足太もも横にくる位置に調整するとポケットに脚が干渉せず歩きやすいです。 ※ このスカートはウエストではなく、腰骨より下の位置での装着となります。体型には個人差がありますので、ズレ上がらない位置を探してみてください。 |
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